今年最後の授業では能登島在住のしめ縄達人「中村先生」をお迎えして「しめ縄作り」を行いました。
事前に中村先生に私も教えてもらったのですが、ササッと作るので、ふむふむ?頑張ればできそう!と思ってやってみたら…まさかのグチャグチャ…ひぇ~全然できない。こんなに難しいのか…と中村先生の凄さを改めて実感しました。
藁を束ね、綯い、形にする、という簡単な作業だけれど、熟練の技が作品にそのまま出るしめ縄作り。とても奥深いです。
当日は子ども達が1人でもできるやり方で制作。子ども達はワラをフミフミするだけでとても楽しそうでした。柔らかくなったワラをを綯い、飾り付けをして第一工程完成。

第二工程は水引で飾り作り。
石川県は「加賀水引」があるのでその水引を使って基本の結び方「あわじ結び」に挑戦してもらいました。こちらは私が担当。最初は百均の水引で練習。教え方もかなりわかりやすい方法にしたので10分もあればみんな出来るかなーと思っていたら、かなり苦戦。ちょっとの力加減で形が崩れるので、1人1人教え周り、2~4回練習してなんとか形になりました。
1本→3本→本番の加賀水引4本結び
結局、水引だけで30~40分くらいかかりましたが、無事に形になりました。最後の調整は私が行い完成。よく頑張りました。

本物の水引は、やはり発色がとても良く美しい!そして太さもしっかりしていて出来上がりが全く違います。低学年クラスは予定より30分もオーバーしましたが、なんとか全員完成。早く家族に見せたい!と喜んで持って帰った姿にほっこりしました。中村先生、スタッフ千ちゃん、ありがとうございました!来年もよろしくお願いします(^^)♪